哲学生のブログ

哲学を専攻している大学生がいろいろ考えるブログ。

BUMP OF CHICKENの『太陽』を聞いて。雑記。

f:id:hissa0358:20190406050710j:image

 

不愉快も不自由も無い その逆も初めから無い

 

これは、BUMP OF CHICKENの『太陽』っていう曲の一部。カラオケでこの曲を歌っていたら、このフレーズが妙に頭に残った。

 

そういえば、いつか読んだ哲学本にこんなことが書いてあった。ある概念を生み出すことは、その概念の否定を生み出すことになるとか。

例えば、人間っていう概念ができたらそこに区別が生まれて、同時に「人間でないもの」っていう概念もできる。

多分そんな感じだったと思う。

 

さっきの歌詞も同じことを言っているんだと思う。自由とか愉快とか、そんな概念が初めからなかったとしたら、不自由とか不愉快に思うこともないんだって。

 

もしそうだとしたら、「希望がない」って嘆いている私も、希望という概念さえ消してしまえば、そうやって嘆くこともなくなるのかな。

もし不都合な概念があれば、全部消してやったらいい。

 

そう思ったけど、少し違うことに気付く。

 

ずっと窓のない部屋にいた『太陽』の主人公は、不愉快や不自由を思うことはなかった。

でもそれは、とても不幸なことだ。

自分の感情を、自分の世界の狭さを知らないから。

 

 

 

希望を知らないのもきっと、とても不幸なことだろう。